日常で役立つお手軽豆知識>鍋やフライパンの焦げ落とし

鍋やフライパンに調理の際にできてしまった焦げつきあと、
金属タワシや研磨剤でこすると、キズついて余計に焦げつきやすく
なってしまったりして困りますよね。
キズつきにくく、簡単に焦げつきあとを落とす方法をご紹介します。

焦げつき部分に小さじ1杯位の塩をふりかけ、20秒程加熱し、
フライ返しではがすと簡単に焦げ付き部分が取れます。
塩がもつ『塩析効果』という性質を利用した方法です。
焦げはタンパク質と水分が結びついてできたもので、
塩をふりかけることでタンパク質と水分が分離します。
加熱することでさらに塩析効果を高め、はがれやすくなるのです。

また、フライパンの場合、10分以上空焚きしてから冷水につけると、
焦げが簡単にはがれます。熱による鉄の変形を利用したものです。
でも、テフロン加工のものは傷めてしまうのでできません。
なお、空焚きをする時は火の元に注意し、充分換気を行いましょう。