日常で役立つお手軽豆知識>畳に灰や液体をこぼした時の除去法

うっかり畳の上に粉状の粒子の細かいものや液体をこぼした時、
畳の場合は拭いただけでは、なかなかキレイに取り除けません。
これは、畳の目の中にまで入り込んでしまうからです。
そんな時、キレイに、しかも簡単に取れる方法があるのです！

まず、畳の上に煙草の灰などを落としてしまった場合ですが、
普通に掃除機をかけても目の中に入った灰は取りきれません。
そこで、灰の残っている部分に軽く塩を撒き、手で少しなじませ、
撒いた周辺を手でトントンと叩きます。すると塩に灰が吸着され、
だんだん塩が上に浮き出てくるのです！浮き出て来た塩が
グレーになってくるのが分かれば完了です。それを掃除機で
畳の目に沿って塩と一緒に吸い取れば、キレイさっぱり！
これは、塩に含まれる微量の水分が、畳の目の灰をキャッチする
というもので、畳屋さんなどで古くから伝わる除去法だそうです。

また、ジュースやコーヒー、酒や醤油などの液体をこぼした場合は、
すばやくタオルかティッシュで吸い取ってから、上から塩をふりかけ、
塩が湿ってきたところで古歯ブラシを使って畳の目に沿ってこすり、
最後に掃除機をかけて、水拭き・乾拭きをして完了です。
畳に何かこぼした時は「塩」が大活躍！と覚えておきましょう。